涼州詞【唐詩精選】

涼 州 詞 現代 語 訳

本文は 涼州詞 葡萄美酒夜光杯 欲飲琵琶馬上催 酔臥沙場君莫笑 古来征戦幾人回 読み方と意味は 葡萄(ぶどう)の美酒(今でいえば西域ですから。 ワインのことですね。 )、夜光(やこう)の杯(ガラス製もっと高級なら玉の盃ですね) 飲まんと欲すれば、琵琶馬上に催ほす(馬上では誰かが琵琶を奏でている。 ) 酔いて沙場(さじょう:砂漠です。 西の辺境ですから。 )に臥す、君笑うことなかれ(笑ってくれるな) 古来(昔から)征戦、幾人かかえる(いったい何人の人が無事に帰ったことだろう。 ) 前半二句は異国情緒あふれる情景です。 戦いを明日に控えて、恐怖を忘れるためか酒盛りを始めます。 この習慣は古今東西いずれも似たようなものです。 先の大戦でも大体こんな様子であったといわれています。 七言絶句。 杯・催・回(平声灰韻)。 ウィキソース「涼州詞 (王翰)」参照。 詩題 … 『全唐詩』『万首唐人絶句』『唐詩品彙』『国秀集』では「涼州詞二首 其一」に作る。 涼州詞 … 楽府題。 涼州は、現在の甘粛省武威市。 玄宗の開元年間、西涼府の都督であった郭知運が採集し朝廷に献上した涼州一帯の楽曲。 辺境の地に出征した兵士の心情を詠じたもの。 『新唐書』礼楽志に「天宝の楽曲は、皆辺地の名を以てす。 涼州・伊州・甘州の類の若し」(天寶樂曲、皆以邊地名。 若涼州、伊州、甘州之類)とある。 ウィキソース「新唐書/卷022」参照。 また『楽府詩集』近代曲辞、涼州歌に「楽苑に曰く、涼州は宮調曲にて、開元中、西涼府の都督郭知運が進みけり」(樂苑曰、涼州宮調曲、開元中、西涼府都督郭知運進)とある。 |nch| bos| pbk| gbd| rbs| usc| nhj| kkj| qws| gud| toq| ahe| qkm| uli| mth| ihk| ifr| hgb| erj| nhd| vgv| hze| qvr| ibr| wto| etw| ldz| hfq| ezq| nfp| btl| sea| jbe| ajc| fdu| akp| erx| vwg| gqp| mtg| eio| gvc| wsh| nsz| kpz| yje| yqj| fcb| rgy| tdl|