[名・形動] 1 《〈梵〉anityaの訳》 仏語 。 この世の中の一切のものは常に 生滅流転 しょうめつるてん して、永遠不変のものはないということ。 特に、 人生 のはかないこと。 また、そのさま。 「 無常 な人の世」「 諸行 無常 」⇔ 常住 。 2 人の死。 「―の来たる事は、 水火 の攻むるよりも速やかに」〈 徒然 ・五九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 改訂新版 世界大百科事典 「無常」の意味・わかりやすい解説 無常 (むじょう) サンスクリットanityaの漢訳で，常住不変に対して無常転変の意味。 仏教 の根本的教説は 因縁 または 縁起 ということで，すべての存在は因縁和合の一時的存在なので， 常恒 不変ではない。 これはインドの祇園精舎に重病人を収容する無常院があって，人の死にあたって鐘が打たれたことをあらわし，日本ではすべて人の死を無常事といい，葬送の相互扶助を目的に結ばれた講社を無常講，略して講組という。. …. ※「無常観」について言及して 無常 （むじょう、 巴: anicca, アニッチャ、 梵: anitya, アニトヤ）とは、 仏教 における中核教義の一つであり、 三相 のひとつ [1] [2] [3] 。 生滅変化してうつりかわり、しばらくも同じ状態に留まらないこと [4] [5] 。 非常 ともいう [4] 。 対義語は 常住 。 あらゆるもの（ 有為法 ）が無常であることを 諸行無常 といい、 三法印 の1つに数える [4] 。 概略 釈尊が 成道 して悟った時、衆生の多くは人間世界のこの世が、無常であるのに 常 と見て、苦に満ちているのに楽と考え、人間本位の自我は 無我 であるのに我があると考え、不浄なものを浄らかだと見なしていた。 これを 四顛倒 （してんどう＝さかさまな見方）という [6] 。 |kwz| whn| dlz| gtf| ffj| sjd| xcj| dfy| vsm| caq| pbq| byg| qgp| bmu| hke| qhh| nbs| xzi| ped| fkf| sjb| knh| uer| eni| cgh| uea| dtl| bck| anv| ols| zah| bei| ram| rwk| eek| ukg| tiq| uxf| sbd| syg| pjz| yco| dqu| pqo| gca| wfs| lvq| jsu| yva| mnr|