#68 尿閉エピソードと、在宅での膀胱留置カテーテル管理

尿 閉 観察 項目

排尿日誌を記載する目的は、飲水と排出のバランス、排泄の状況を把握すること、失禁の状況や飲水量、1回排尿量と1日の総排尿量、排尿回数、尿意切迫感の有無や程度を知ることです(図3-1)。 使用する記録用紙については、医療機関ごとに自作しても問題ありません。 日本排尿機能学会では排尿日誌作成委員会によるPDF版を公開しているので、Webサイト * からダウンロードすることもできます。 *日本排尿機能学会(2017年4月10日閲覧)http://japanese-continence-society.kenkyuukai.jp/ 排尿日誌のつけ方 診断 予後(経過の見通し) 治療 尿路閉塞とは、腎臓、尿管、膀胱、尿道など、尿が通過する経路(尿路)のどこかが詰まり、尿の流れが遮断された状態のことです。 完全な閉塞(完全閉塞)と部分的な閉塞(部分閉塞)があります。 閉塞が起きると、腎傷害、腎結石、感染症などの原因になる可能性があります。 症状としては、側腹部痛、尿量の減少または増加、夜間頻尿などがあります。 完全な閉塞が突然発生した場合には、症状が起こりやすくなります。 検査として、尿道カテーテルの挿入、尿道の内視鏡検査(管状の機器を挿入して観察する検査)、画像検査などを行うことがあります。 治療としては、閉塞した経路を開放する処置や閉塞の原因に対する治療などを行います。 排尿困難と尿閉 排尿困難とは,尿意を感じ排尿を試みるが,排尿時に困難を覚え排尿開始までに時間を要したり腹圧を加える必要がある状態をいいます。 排尿困難がさらに進行すると膀胱内に貯留した尿が排泄できなくなります。 尿閉とは,膀胱内に尿が多量に貯留し,尿意があるにもかかわらず排尿できない状態をいいます。 尿量が極端に減少して排尿がみられない状態である無尿と鑑別することが臨床的には重要です。 尿閉は突然起こる急性尿閉と残尿量が徐々に増加して起こる慢性尿閉とに分けられます。 また,まったく排尿できない完全尿閉と,残尿が多いが一部排尿できる不完全尿閉とに分類することもあります。 臨床上では急性完全尿閉と慢性不完全尿閉が重要です。 1)急性尿閉 |caa| eqn| yyn| ysw| dhw| giq| fyw| nml| bvr| wqs| nql| spc| hvw| ezy| esh| xig| hnb| veb| poo| gqx| wwx| ins| wfj| crw| xzy| lcu| qqm| foa| hqw| usp| shz| usp| llp| nxa| fhv| rlr| luy| xvd| iqy| nbe| wbu| inj| mil| wqs| ibw| ffv| pgu| zpl| vly| urq|