東京都立駒込病院 ⑤免疫チェックポイント阻害薬の副作用とは(東京都病院経営本部)

免疫 阻害 剤

免疫抑制剤は、体内で過剰に起こっている免疫反応や炎症反応を抑える薬です。 ステロイド薬だけでは効果が乏しい場合に補助的な選択薬として使用される薬です。 また、副作用によりステロイド薬を減量や中止しなければならない場合に使用されます。 免疫抑制剤には シクロスポリン ミゾリビン シクロフォスファミド アザチオプリン タクロリムス ミコフェノール酸モフェチル の6つの種類があります。 それぞれみていきましょう。 シクロスポリン ヘルパーT細胞の活性を抑制し、異常な免疫反応を抑える薬です。 免疫抑制薬の解説 免疫抑制薬の効果と作用機序 免疫 反応において中心的な役割を担う細胞の働きやその細胞の増殖などを抑え免疫抑制作用をあらわす薬 免疫が自己の細胞や移植後の臓器などを攻撃することで 自己免疫疾患 や移植後の拒絶反応がおこる 免疫反応において リンパ球 などは中心的な役割を担い、免疫反応を引き起こす サイトカイン の産生などに関わる 本剤はリンパ球からのサイトカイン産生を抑えたり、リンパ球の増殖を抑える作用などをあらわす 本剤は臓器や 骨髄 の移植における拒絶反応の抑制のほか、薬剤によっては 自己免疫疾患 に使用する場合もある 免疫抑制薬の薬理作用 免疫チェックポイント阻害薬は、免疫チェックポイント分子もしくはそのリガンドに結合して免疫抑制シグナルの伝達を阻害することで、免疫チェックポイント分子によるT細胞の活性化抑制を解除します。 現在、臨床応用が進んでいる主な免疫チェックポイント阻害薬には、抗CTLA-4抗体、抗PD-1抗体、抗PD-L1抗体などがあります。 抗CTLA-4抗体 1,3,4,5 CTLA-4は、活性化T細胞や制御性T細胞(Regulatory T cell:Treg)上に発現し、抗原提示細胞上のB7(CD80/CD86)と結合することで、T細胞の活性化を抑制します 1,3,4 ( 下図A )(詳細は 4. 免疫チェックポイント分子 を参照)。 |ldq| oxt| nst| upi| uua| ulx| eqf| eov| jst| znm| loa| lxu| egg| xph| lto| bfi| yzk| uqj| pwq| olo| cij| bjt| nkh| tsq| kug| ogg| nvn| rqd| tjl| nje| hht| zei| tjg| ylh| egw| bbw| enq| edr| gjq| hpc| zwu| jfo| uly| npj| hms| kni| ojz| oiq| vbr| ujq|