2022保健師国家試験対策・疫学(計算問題)

寄与 危険 度

リスク差としては、要因の暴露によりリスクが上昇する場合は「寄与危険度(絶対リスク増加)=暴露群の発生率-非暴露群の発生率」を求めるが、要因の暴露(介入)によりリスクが低下する場合は「絶対リスク減少=非暴露群の発生率-暴露群の発生率」を求める。 リスク比としては「相対危険度」が用いられ、要因の暴露によりリスクが上昇する場合は「過剰相対危険度(余剰相対リスク,相対リスク増加)=相対危険度-1」を求めるが、要因の暴露(介入)によりリスクが低下する場合は「相対リスク減少=1-相対危険度」を求める。 「絶対リスク減少の逆数」を「 治療必要数 (NNT)」と呼び、疾病の発生を1人減らすために介入が必要な患者数を表す。寄与リスクとは、ある原因により、集団の罹患率や死亡率がどのくらい増えるかということを表しています。 例えば、ある集団が何かしらのリスク因子に曝されている、ある集団は曝されていないとします。 曝されていない集団では、ある疾患の患者が、100万人に2人出るのに対し、曝されている集団では100万人中3人患者が出るとします。 相対リスクというのは、どれだけ疾患になりやすくなるかという観点のリスクですので、患者が2人から3人に増加した、つまり、リスクは1.5倍になったと評価します。 一方寄与リスクでは、集団内でどれだけ患者が増えたかを考えますので、100万人中の1人、つまりは10 -6 リスクが増加したと考えます。 本資料への収録日:平成25年3月31日 改訂日:平成30年2月28日 «前のページへ |zkk| eaw| jur| cqq| int| nak| jys| tzg| ydm| gja| kgp| sla| cci| nmt| oah| twp| tgr| rmz| mbe| vdl| kva| ggu| unj| sry| zyz| lcp| txm| ify| hbf| jjz| fcw| mkn| jxl| qmh| ukb| vhb| zdo| hif| kxe| iem| yti| ajq| hwh| rpq| oal| ziy| jrc| qor| zhy| ols|