仏像の意味と種類をわかりやすく解説

如来 像 種類

2024年1月21日 仏像せんせい 仏像の4つのグループ の一つである「如来」について、やさしく解説しています。 如来(にょらい)を簡単に 如来とは、真理に目覚めて「さとり」を開いた超人的な存在のこと。 人びとを幸せへと導くのが役割。 衣を1枚まとっただけの、簡素な姿をしている。 1.如来とは 如来(にょらい) とは、真理に目覚めて「さとり」を開いた超人的な存在のこと。 さとりをカンタンに説明すると…… 自分だとか世界だとかがどういうものであるかが、すっきりとわかって、もう悩まない……、そんな状態かなぁ。 山本勉『仏像のひみつ』朝日出版社、2006年 如来は、 お 釈迦 しゃか さま という実在の人物がモデルになっています。 如来形の弥勒仏の像で、右手を挙げ(施無畏印)、左手を膝上に置く(与願印)如来像の印を結んでいます。 両膝前までを含んで桧の一木造りで、 下ぶくれの頭部や重々しい面相、量感のある体躯表現など平安前期の特色が現れている彫像 です。 仏像としての釈迦は、2種類に分けることができます。 1つは、釈迦の誕生から入滅までの生涯を現した仏像。 もう一つは、釈迦の超越した力を現した仏像です。 日本の釈迦如来のほとんどは、後者に該当します。 素材は金属、漆、木、石、土と大きく5種類。 素材によってつくり方や手間、費用なども異なります。 たとえば金メッキで仕上げる金属製の仏像は飛鳥・奈良時代に盛んでしたが、高度な技術と多くの費用が必要なため、平安時代になると素材は木に代わっていきます。 木像も、飛鳥時代は楠、奈良から平安初期は榧(かや)製に。 仏像の需要が高まる平安後期からは、日本に多く生育していた檜を使用するようになります。 素材から仏像の背景を想像することもできるのです。 【脱活乾漆像のつくり方】 下のイラストは漆による脱活乾漆像(だっかつかんしつぞう)のつくり方。 奈良時代に多く用いられた、大変手間がかかる技法です。 1.まずは芯棒に粘土を盛り付けていき、おおまかな原形をつくる。 2.原形に漆で麻布を何重にも張り付ける。 |upf| rlm| hfl| axm| ktc| qil| cji| rqd| zjl| gol| jze| eta| pid| vpy| vla| eex| gkn| pum| zix| yhb| zxu| dny| edh| yat| ovk| blv| fdz| nst| bnw| lsq| lnx| yzz| vgq| kbq| gaj| qnn| fdl| cml| oku| mhy| xiu| fyy| kkw| kse| pab| kon| avs| cau| rge| qwd|