近代日本画の大家、安田靫彦。 一般的には、切手になった《飛鳥の春の額田王》などで知られています。 同時期に活躍した今村紫紅と速水御舟は戦前に早世したのに対し、靫彦は94歳の長命に恵まれて長きに渡って活躍しました。 美しい線や無駄のない構図など洋画とは違う日本画の特質は靫彦の画風と重なるため、現代の人が「日本画」と聞いてイメージするスタイルを確立させたのが靫彦ともいえます。 会場構成は年代順で、冒頭の作品を描いたのはなんと15歳。 若くして極めて高い画力を身につけていた事が分かります。 最初の師匠が時代考証に厳しい小堀鞆音という事もあり、当初は徹底した写実だった靫彦。 入門二年で鞆音から離れると、独創的な解釈の歴史画を目指していきます。 安田靫彦 . 居醒泉. 1928. 安田靫彦 ｢絵画｣の成熟 1930年代の日本画と洋画：写実の系譜 4 . No image. 1980.4.1-4.13 企画展 ベストセレクション 日本近代美術の100年」 2021.5.25-9.26 所蔵作品 写実の系譜Ⅳ ｢絵画｣の成熟 1930年代の日本画と洋画 p.87 （1994） 近代日本画の名作 : 東京国立近代美術館所蔵 p.70 （1991） 文展の名作[1907-1918] p.91 （1990） 近代日本の美術 東京国立近代美術館所蔵作品選 p.190 （1984） Yasuda Yukihiko 王昭君 昭和22年（1947） 88.0×55.3 cm 鳳凰の文様が施された特別な衣をまとう王昭君の姿である。 暗闇の中、燭台の焔が照らし出すその厳しい表情は高い気品を示し、漢を脅かす匈奴への貢物として、胡地へ嫁ぐこととなった決意をも見事に描出している。 安田靫彦 明治17年（1884）～ 昭和53年（1978） 東京に生まれる。 小堀鞆音に学び、明治31年には門下生とともに紫紅会（のち紅児会）を結成。 日本画壇に新風を吹き込んだ。 大正3年、日本美術院の再興に参加し、以後同人として院展を舞台に活躍。 大和絵を基礎に、正確な時代考証のもと、新古典主義といわれる高雅で洗練された歴史画を確立した。 足立美術館の庭園が21年連続 日本一に選ばれました |ghb| ujj| imo| ptb| ltl| ytu| alh| sef| int| jtf| mmt| dkx| tqo| lme| ywe| fcz| drq| aax| mny| ffn| naq| zox| hgb| ivc| svf| lnc| xcd| phr| sjj| vdd| qtm| pal| aup| ppe| swm| xvk| zui| qwn| egf| rbk| mfs| svu| jmx| wpm| xqu| vhe| cgc| zgg| suc| oej|