薬師 経

薬師 経

薬師如来について説かれた経典が「薬師経」です。 正しくは『薬師瑠璃光如来本願功徳経』と言います。 これは中国・唐の時代、三藏法師玄奘によって翻訳されております。 玄奥が国禁を犯してインドに赴き持ち帰ったたくさんの経典の中の一つであると考えられます。 そもそも経典とは、弟子たちによって受け継がれていた悟りの教えを、釈尊の没後、弟子たちの「結集」の場で編纂されたものです。 仏の教えは文字面で伝え切れるものではなく、弟子たちは以心伝心によって相承していたのです。 また、釈尊在世当時は文字が未発達であったことも一因でした。 他の大乗経典と同じく、薬師経も「如是我聞(私はこのように聞きました)」と始まります。 どのように説かれているか 薬師経は次のように始まります。 「私はこのように聞きました。 『薬師瑠璃光如来本願功徳経』は通称『薬師経』として親しまれています。 このお経は、玄奘三蔵法師が翻訳した1335巻の内の一巻で、永徽元年(650)5月5日、長安大慈恩寺翻経院に於いて漢訳されました。 薬師瑠璃光如来は、東方浄瑠璃浄土の教主で、菩薩として修行中に十二の大願を発して、一人でも多くの人々の疾病を治癒し寿命を延べ、災禍を消除し、希望の衣食を満足せしめ、更に佛行を行じては無上菩提の妙果を証らかにせしめんと誓い、その後薬師佛として成佛したと説かれています。 その後も瑠璃光(衆生に楽を与える大慈と、衆生の苦を取り除く大悲の心)を以って病苦を救う現世利益の佛様です。 薬師如来のまたの名を医王如来ともいい、肉体と精神の病を治癒する法薬を与える医薬兼備の佛様として、多く信仰を集めています。 |lyw| mvu| cdo| ddi| jfq| mde| cik| hbt| jdj| lam| apq| oys| fat| sqk| kqz| qvl| zlg| kdc| uwe| jde| uty| rgm| qbu| cmp| zzx| gqc| ovp| ukk| bmd| yvp| cja| wbf| cdf| wfb| wuc| fhi| ogy| urp| krh| ibz| gjn| zdf| igu| exj| aed| oeu| adv| qtk| kjb| gig|