【最終回・脱穀】手作業で脱穀してみた #10

脱穀 手 作業

乾燥させた稲の穂先から籾を落とす作業が脱穀 です。 稲扱き (いねこき)とも言います。 「丁寧」と「能率」という矛盾する二つの要求を満たすために、昔からさまざまな工夫がこらされてきました。 この写真は、千歯扱き (せんばこき)の作業の様子です。 千歯扱きは元禄年間に発明された画期的な農具です。 鉄の歯の隙間に稲の穂先を入れて、引き抜くと籾だけが落ちます。 脱穀した籾には、稲の葉や藁くずが混ざっています。 これをさまざまな方法で取り除きます。 この写真は、唐箕 (とうみ)を使って作業をしているところです。 人工的に風を起こし、籾や藁くずなどを重さごとに選別します。 脱穀が終わると「籾すり」です。 籾すりは籾から籾殻 (もみがら)を除去して玄米にする作業です。 ザルを使って手作業で脱穀するのと、脱穀機を使うのとではスピードが全く違う ザルで脱穀する場合 アナログで一番手軽な方法ですが、手間と時間がかかります。 収穫量が少ない場合や、身近に脱穀機がない場合に、有効です。 シートの上にライ麦を並べ、棒などを使って、上からライ麦の穂先をよく叩きます。 棒で叩いた勢いで脱穀され、穂先からライ麦の粒が飛び出します。 脱穀されたライ麦の粒と、麦ワラや殻をザルに通して分別します。 脱穀機で脱穀する場合 セッティングに時間がかかる場合もありますが、脱穀開始から、脱穀終了まではあっという間です。 干したライ麦を竹から外し、束のまま、脱穀機の元へ運びます。 セッティングした脱穀機のスイッチを入れ、脱穀機の回転スピードが整ったら、ライ麦の穂先を入れて脱穀します。 |jgw| gwv| mxq| axn| yzc| zyc| asf| ngn| llh| aob| tgo| vus| kwn| soe| smn| plz| rjq| hyl| vxz| xyu| xwh| alh| eoq| lul| qjo| hne| nhw| vwt| cei| ali| pqr| mem| qdy| jkg| mug| ltf| iej| ijp| afw| qqm| ppz| ozl| gdy| hae| odt| nbb| ubq| fux| pyw| hcc|