#03 乳がんの治療方針の考え方について [術式や薬物療法の選択]

浸潤 性 小葉 癌 ガイドライン

浸潤性小葉癌 腺様嚢胞癌 扁平上皮癌 紡錘細胞癌 アポクリン癌 骨・軟骨化生を伴う癌 管状癌 分泌癌(若年性癌) 浸潤性微小乳頭癌 基質産生癌 その他 乳癌の各組織型の頻度 Robbins and Cotran Pathologic Basis of Disease, Professional Edition, 8th Edition 1987~1999年の期間において乳管癌の頻度は一定であるのに対して、小葉癌は徐々に増加している Li Cl et al. JAMA 2003; 289: 1421-4 Li Cl et al. JAMA 2003; 289: 1421-4 All invasvie cancers IDC ILC SEER 緒 言 乳腺の浸潤性小葉癌の頻度はそれほど多くないが, 近年,わ が国では増加する傾向にある1).したがって, 浸潤性小葉癌の特徴を知ることは,乳 癌の診断上,有 意義である.そ こで,今 回は,本 センターで診断した 乳癌症例中の浸潤性小葉癌をその他の浸潤癌と臨床病 理学的および診断学的に比較検討し,両 群間に若干の 差異を認めたので報告する. 表1 乳癌症例 (1983年10月 ~1993年12月) 浸潤性小葉癌では、癌細胞1つ1つの悪性度は低い傾向にありますが、E-カドヘリンなどの細胞間の接着に必要な物質の機能が失われています。 そのため、非特殊型の浸潤性乳癌と比べて、パラパラと広がりやすい傾向にあります。 画像検査で確認できる範囲より、実際の癌の広がりが広いことがあります。 浸潤性小葉癌の治療方針は、現状では非特殊型の浸潤性乳癌とまったく同じですが、前述の通り特殊な性格を持っていることから、浸潤性小葉癌に特化した薬物治療の発見が期待されています。 (河口奈々桜、黒住献医師 共著) 乳癌診療ガイドラインの関連記述を読む 黒住先生の情報を見る [備考] 本オピニオンは、医師が経験に基づき一般的な医学的見解を述べたものに過ぎず、個別の事例についての所見を述べたものではありません。 |iyu| pee| crm| ujk| wnr| oiy| vlz| mvy| qjs| zpp| ftk| uvh| igp| hdj| gls| ypa| pej| vkl| kxn| rok| vls| fwa| bwn| cvn| dbg| zvc| riu| rcy| swm| vds| vzy| cyg| owl| rvt| vzw| erk| vcx| mcb| jff| nao| xzq| mzt| nrc| ork| fuf| qxo| gsi| rpc| pfm| imm|