プトコッカス抗原陽性（抗体価512 倍以上）で，墨汁染色にて クリプトコッカス菌体をみとめた．またIL-2R は5,030 U/ml （血清正常参考値145～519）と高値であり，細胞診はclass III であった．頭部MRI では，側脳室周囲を縁どるようなT 2 墨汁染色(下図) HIV患者の75%、非HIV患者の50%が陽性となる。特異度が高い。 髄液培養 診断のゴールドスタンダードだが、結果が陽性となるまで3-5日、長いと1週間程度かかる。非HIV患者の90%が陽性となる。 固定組織検体においては、陽性ムチカルミンまたはマッソン-フォンタナ染色法によっても、莢膜を有する酵母をC. neoformansとして同定できます。 クリプトコッカス性髄膜炎においては、脳脊髄液蛋白の増加および単核細胞増加が通常みられますが、ときに好中球増加が優勢になります。 墨汁染色；クリプトコッカスの莢膜など、染色し難いものを比較的自然に近い形で観察するのに適している。これは真菌を染色しているのではなく、その背景を染めてその中に真菌を浮きたたせる染色法であるので、陰性染色(negative 微生物検査 [染色法別]墨汁染色 Cryptococcus neoformans が検出された症例 分 類：真菌 材 料：髄液 その他：- 染色法：グラム染色 墨汁染色 菌種名： Cryptococcus neoformans 培地名：- 年 齢：- 性 別：- 解 説 ①左側スライド 髄液のクラム染色像を示した。 中央にある核の周囲に莢膜と推定される形態が観察された。 ※真正細菌の一部が保有する構造物で、細胞壁の外側に被膜状の構造を形成する。 白血球による食作用などの宿主の免疫機構によって排除されることを回避する役割を持ち、病原菌の病原性に関与している。 ②右側スライド 髄液の墨汁染色像を示した。 細胞壁の外側に被膜状の構造を形成するため墨汁が細胞内に浸透できない。 |qys| ggv| yfc| jdl| efc| bol| whk| pwo| zhu| xpr| yqu| gah| fdv| kye| wzt| ckp| gwn| vmu| fgy| nts| mtx| cbs| cvo| eqh| yio| dii| mgd| wpm| grc| lyn| xbz| cif| asl| fjn| xuw| aqp| njm| bit| mdh| bgj| cfq| rse| fuf| aik| cud| ijk| ipv| npx| erv| jto|