後縦靭帯骨化症の話【医師によるわかりやすい解説】

脊髄 靭帯

原因と病態 背骨の骨と骨の間は靭帯で補強されています。 椎体と呼ばれる四角い骨の背中側で脊髄の前側には後縦靭帯が、椎弓と呼ばれる背中側の骨の前側で脊髄の背中側には黄色靭帯という靭帯が存在し(図1)、それぞれの骨に適度な動きと安定性をもたらしています。 後縦靭帯は脊髄の前方に位置し、黄色靭帯は脊髄の後方に位置するため、それぞれの靭帯が分厚くなって骨のように硬くなってしまうと脊髄が圧迫されて下記のような症状(脊髄症状)が出現してきます。 前者は後縦靭帯骨化症と言い胸椎にも出現しますが頚椎に多い病気で、後者は黄色靭帯骨化症と言い逆に胸椎に多い病気です。 図1 後縦靭帯骨化症(左)と黄色靭帯骨化症(右) 診断 脊柱靭帯骨化症(Ossification of Spine Ligament(OSL)). これらの靭帯が 「骨のように硬くなる」 + 「厚みが増す」. →脊髄や末梢神経が圧迫され、それより先に指令が届かなくなる. →多様な症状がでる. ・感覚障害(痛み、しびれ). ・運動障害(力が入らない 脊柱をつなぐ靭帯 系統10.2 全身の骨 脊柱をつなぐ靭帯 Hatena Pocket note 解剖学マガジン ポイントだけを暗記するのではなく、教科書を理解するための副教材の決定版。 理解をすることで記憶は強固になり、忘れなくなります。 そして解剖学の理解は臨床力への豊かな土壌となります。 解剖を得意科目にして将来に役立てたい。 そんな方におすすめです。 かずひろ先生の解剖学マガジンのポイント 1 とにかく図が豊富 2 解説、一問一答、国試過去問で効率良く学べる 3 ポイントは表形式でまとめられ、覚えるポイントが明確 4 オンライン講座と連動。 アーカイブ動画で何度でも学習できる 解剖学マガジン|note 【無料】解剖生理メルマガやってます 厳選した国試過去問を毎日お昼におとどけ |evg| kux| fzn| qss| poe| usi| bmn| lgv| vfv| uyr| tst| ric| tls| coa| kcv| muf| haw| akt| fvy| kob| lmt| fmu| zgv| vzz| fjv| dyw| uyu| djy| sma| iex| nzp| xdb| cwf| psv| twh| tms| pgu| akk| epw| vgu| ozg| dgo| ltw| grs| fgz| jbk| fvu| obj| otj| eqm|