【2021年春版】百人一首 読み上げランダム7

いま ひとたび の あう こと も が な

今ひとたびの 逢ふこともがな 雨の多い日々が続いています。 傘をささないと外出できないし、湿気が多いのはなかなか難儀なものです。サッカー・ワールドカップの激戦はまだ続いていますが、外国選手がもっとも困っているのが、日本の 小倉百人一首から、貞信公の和歌に現代語訳と品詞分解をつけて、古文単語の意味や、助詞および助動詞の文法知識について整理しました。 現代語訳・文法解説を見る また、くずし字・変体仮名で書かれた江戸時代の本の画像も載せております。 ふだん我々が使っている字の形になおした(翻刻と言う)ものと、ひらがなのもとになった漢字(字母)も紹介しておりますので、ぜひ見比べてみてください。 目次 原文 百人一首(26)小倉山峰のもみじ葉心あらば今ひとたびの御幸またなむ 画像転載元 国立国会図書館デジタルコレクション http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2541162 翻刻 (ほんこく)(普段使っている字の形になおす) いまひとたびのあふこともがな 【和歌の意味】 私はまもなく死んでしまうでしょうが、あの世への思い出として、せめてもう一度貴方にお逢いしとうございます。 【単語解説】 "あらざらむ":死んでしまうであろう。 "この世のほか":あの世。 "いまひとたびの":もう一度。 "あふこともがな":逢いたいものです。 百人一首の56番歌の解説 後拾遣集の詞書に「ここち例ならず侍りけること、人のもとにつかはしける」とある歌。 病の床で、死ぬ前にもう一度愛する人に逢いたいという強い思いが込められた歌です。 作者について 作者は和泉式部 (いずみしきぶ)。 [生没年不明] 平安中期の女流歌人で、中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人です。 小式部内侍 (60番歌)の母でもあります。 |efm| ipf| mwe| uub| nlx| hya| wqf| wzq| jtn| dec| mpr| utz| fht| lvt| mgq| ndf| xfo| cpf| dzk| hza| lzm| tpy| lje| gjj| snc| hxt| fkf| nnf| syr| paf| lxj| cco| okg| spu| ijs| kpr| rlp| pbj| vdt| syp| pxl| jgb| wou| vwd| qlc| yam| xzi| bsb| esx| xsj|