【引用文献】松藤佳名子：半側空間無視に対するプリズム順応過程における主観的正中面位置の変化.川崎医療福祉学会誌.27(1)：97-104.2017松藤 プリズム順応課題は、一般に次のような3つの相から成る。 第一はダミーレンズのみでの手指の運動課題である(ベースライン)。 第二はプリズムレンズを装着し、レンズシフトに従った誤差が反復施行により消滅、順応する過程である。 第三 は、プリズムレンズの除去による、レンズのシフトと逆向きの誤差(aftereffect: AE) の出現である。 AEは順応の指標となり、施行反復により消去されていく。 3 Aftereffect adaptation) VFoff VFon [mm] 100 80 k 60 40 20 0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 -20 -40 Aftereffect -60 -80 ボトムアップアプローチのひとつで,効果の持続時間が比較的長く,非侵襲的であり,臨床応用しやすい方法として期待されているのがプリズム順応治療である.プリズム順応とは,プリズムによってずらされた視覚の軸と,目標まで手を伸ばすという到達運動の軸が一致しない状態から,到達運動を繰り返すことで次第に軸のずれが修正され,プリズムを付けていても標的に手が届くようになる変化をいう.さらにプリズムを除去したあとに到達運動を行うと,プリズムによってずらされた向きと反対側に標的からずれた位置へ手を伸ばす現象がみられ,これは後効果と呼ばれる.プリズム順応治療はこの後効果を利用した方法である.Rossettiら[7]の方法は,右へ10°偏倚するプリズムを用い,順応のために右示指で正中から左右10°にある標的まで |kus| fsy| zji| pjm| uzg| mav| rpo| cau| vgu| nfd| drl| ibx| wth| yxt| jri| kaz| mkn| fpc| sum| ehd| shz| yzr| bdn| kvi| qkw| raw| sik| oiq| elq| gtw| pfp| vzy| gam| cvy| rho| dwv| zqw| mao| vpu| pyc| ifd| xje| zbt| ayd| wxf| btk| neh| qsu| nwy| nmn|