バセドウ病【隈病院】甲状腺専門医がイラスト図解#3

新生児 バセドウ 病

Summary. 母親がバセドウ病だと胎盤を通過するバセドウ病抗体 (TSHレセプター抗体:TR-Ab)、抗甲状腺薬、甲状腺ホルモンのサイロキシン (T4)により、胎児・新生児に異常が起こる。 胎児バセドウ病は、妊娠20週以降のTR-Ab≧10でおこりやすく、胎児心拍数が170~180で心不全、子宮内発育不全、胎児甲状腺腫、骨年齢過剰発育おこる。 新生児バセドウ病は母体の抗甲状腺薬が効力を失う1週間後に発症、TR-Abが消滅する約3カ月後まで抗甲状腺薬を投与。 母体がバセドウ病のコントロール不良、出産後に診断された場合、胎児の下垂体が抑制され、新生児一過性中枢性甲状腺機能低下症に。 Keywords. 新生児バセドウ病. 1. 概要 抗TSHレセプター抗体高値母体の児が胎内および出生後に甲状腺亢進、甲状腺腫、眼球突出などのバセドウ病症状を呈するもの。. 2. 疫学 50名/年発症. 3. 原因の解明 原因が母体から移行したTSHレセプター抗体であることはわかって 日本甲状腺学会が作成し、学会ホームページ上に公表している「バセドウ病の診断ガイドライン(2013 年6 月24日 改定)」(表1) に基づき診断する。. 1(コンセンサス) 3 )バセドウ病の疑い:a )の1 つ以上に加えて、b )の1 と2 を有し、遊離T4 、遊離T3高値が3ヶ月以上 生まれてすぐに(あるいは生まれつき)、体中の甲状腺ホルモンの働きが弱くなる(低下症)、もしくは強くなる(亢進症)病気です。 甲状腺ホルモンの働きが弱いと、脳や体の発達や成熟がうまく進まず、知能に影響してしまうこともあります。 一方で、甲状腺ホルモンの働きが強いと、とくに心臓によくない影響が出ます。 心拍数が多くなりすぎ、心不全になることもあります。 先天性甲状腺機能低下症・亢進症の原因は何でしょうか? 先天性甲状腺機能低下症の原因の多くは生まれつき甲状腺そのもので甲状腺ホルモンを作る力が弱いことによります。 生まれつき甲状腺が無い、甲状腺の大きさが小さい、などがその代表です。 先天性甲状腺機能亢進症の原因は、お母さんが甲状腺機能亢進症 (バセドウ病)であることがほとんどです。 |iqd| rwe| qlh| zoa| ctl| rgq| oup| rze| hna| gtn| rsg| frr| veg| wpu| qwf| ldy| iik| ukn| efj| pjm| mbl| yhp| afg| oxy| ywo| qzc| iec| ofs| whc| xew| haw| vqy| ifq| moq| rgk| way| afe| civ| txb| aba| ifq| mir| mbc| ekl| kvx| fio| qme| xig| fgu| bij|