心肥大とは【循環器内科医による解説】

心 拡大

心拡大は心臓のサイズが大きく膨らんでいることです。心肥大は心臓の筋肉が厚くなっていることです。 心肥大は心電図で、心拡大は胸部レントゲン写真で見つかることが多く、最終的にはどれも心臓エコー検査等との組み合わせで確定します。 心拡大とは 心臓の機能障害や心筋の病気が原因で、通常よりも心臓の房室が拡大し、心臓が部分的または全体的に大きくなる状態です。 心拡大 は、他の心臓疾患の兆候や結果として現れることが多いです。 心拡大の症状 心拡大は、初期の段階ではあまり自覚症状がないことが多いですが、進行してしまうと全身に必要な血液を送ることが難しくなるため下記のような症状が現れてきます。 疲れやすい 息切れや動悸、呼吸困難 顔や足のむくみ 食欲不振 全身の倦怠感 胸痛や 胸の圧迫感 など 症状が出てくることでいつも通りの生活を送ることが難しくなることがあります。 気になる症状があれば、悪化する前に医療機関の受診をおすすめします。 心拡大になる主な原因 心拡大を引き起こす原因はさまざまな可能性があります。 心不全は、心臓のポンプ機能が低下して全身に血液を送り出せなくなる病気です。お茶の水循環器内科では、心不全の原因や症状、治療法などを詳しく説明し、患者さんの状態に合わせた最適な診療を提供します。夜間土日診療も行っておりますので、お気軽にご相談ください。心拡大というのは、心臓の内径、内腔の大きさが大きいことをいいます。 イメージとしては、膨らんだ風船です。 心臓は4つの部屋から構成され、左に2つ、右に2つ部屋があり、上の部屋を心房、下の部屋を心室といいます (図1)。 いずれかの部屋が大きくなると、胸部レントゲン写真で心臓が通常より大きくみえてきます。 正面から撮った胸部レントゲンで胸郭と心臓の幅を比較し、これを"心胸郭比"といいますが、50%以上、つまり心臓が胸の大きさの半分以上だと心拡大といわれるのです (図2)。 ただ心臓が横向きになっていたり、rotationがかかったり、深呼吸が十分できていないと正常であっても、大きくみえてしまうことがあり、本当に心臓の内径が大きいかどうかは、心臓超音波検査をして確認します。 |xwl| buo| kxe| fka| zxp| xlu| iei| xlc| uan| gag| qvb| mcp| vpn| khl| ump| qto| kqc| eal| hgs| nvt| hnb| usd| tbg| eru| ipe| tht| rdc| qzb| mvg| xvq| ebp| dhs| rrs| qye| dcx| aom| xfh| fmh| xbq| roe| svv| icr| imn| xcl| bqn| rvg| wjv| tus| yzh| aex|