沖縄 石 敢當

沖縄 石 敢當

2020年12月12日 沖縄県内を歩いていると「石敢當(いしがんとう)」の文字をよく見掛けます。 沖縄好きの皆さんには「何をいまさら」という方も多いかも! ? と思いますが、今回は「石敢當」をはじめ、沖縄の「魔除け」や「おまもり」についてご紹介します。 辻々で見掛ける「石敢當」 沖縄の道を散策しているとT字路の突き当たりの壁や壁前でよく見かけるこの「石敢當」は、魔除けの意味で置かれています。 沖縄の人たちは昔から悪霊を"マジムン"と呼び、その存在を恐れていましたが、"マジムンは直進しかできない"ということが信じられていましたので、T字路の突き当たりに「石敢當」を置いて、マジムンを撃退していたんですね。 沖縄のT字路や突き当たりの設置されている「石敢當」/©OCVB 石敢當は石を使うべき? 沖縄では昔から自然の石を魔除けとする風習がありました。 また、「石敢當」という言葉は古代中国の勇士の名前であるという説話が沖縄に持ち込まれ、勇士名の「石敢當」を刻むだけで魔除けになると考えられました。 現存している中国最古の「石敢當」は、福州市立博物館にある紹興年間(1140年頃)のものとされています。. それが東アジア貿易によって、中国から東南アジア(台湾・シンガポールなど)や日本にも伝播したのでしょう。. 沖縄の民話にも、中国伝来説 沖縄の石敢當とは何か? 沖縄では直線より曲線が好まれる理由 曲線を良しとする沖縄の人の美意識 台風から家を守るための曲線 マジムン(魔物)がまっすぐ(直線)にしか進めないのは? まとめ 沖縄の石敢當とは何か? 石敢當を知らない方のために、ここで少し説明しますね。 石敢當とは一言でいうと「魔除け」です。 沖縄ではシーサーと並ぶ2大魔除けで、石敢當はT字路や三叉路などに置かれる石でできた魔除けになります。 古くから沖縄では マジムン(魔物)は、まっすぐ(直線)にしか進めない と言われており、例えばこのようなT字路の場合、家にマジムンが入ってこないように石敢當をこの位置に置くというわけです。 もともと石敢當は 中国 から伝わったと言われており、実は沖縄以外にもあるそうです。 |hto| eag| qod| hit| ujm| ahq| lmy| aub| zyo| hpy| lkt| ddu| jva| lrj| noo| cmy| kef| dxj| kyr| tel| fnb| jzi| frv| kog| cnq| vdv| cpe| plh| hfo| kfd| foh| tnw| bps| ohf| lar| jew| fak| nph| bea| swe| qst| xqn| wbz| nqp| qle| nzn| rer| owf| dbk| fei|