3分でわかる司馬江漢(人から分かる3分美術史10)

小田野 直武

小田野直武(1749-1780)は、寛政2年に秋田藩角館の武士の家に生まれ、幼いころから画才を示したといわれ、秋田藩お抱え絵師から狩野派を学び、さらに南蘋派など幅広いジャンルの絵画を独学で修め、秀作を残している。 しかし、24歳の時に平賀源内に巡り合わなければ、この段階からの前進は望めなかったに違いない。 それほど源内との出会いは直武の人生を急転させるきっかけとなった。 → 秋田蘭画の誕生と平賀源内 安永2年、角館を訪れた平賀源内は、旅館にあった屏風を見てその画才に興味を示し、作者である小田野直武を呼び出し、その才能を確認したとされる。 二人の出会いの場面は、次のように伝わっている。 まず源内は直武に、真上から見た鏡餅を描くように注文した。 直武の生まれた小田野家は、佐竹北家の家臣であり佐竹本家から見れば陪臣であったとする説もあるが、当時の日記類に従えば、佐竹本家の直臣で佐竹北家の「 与下給人 」(組下給人とも)であったと見られる 。 幼少より絵を好み、 浮世絵 風の 美人画 も描く。 やがて絵の才能が認められ、藩絵師武田円碩から 狩野派 を学び 、佐竹北家の当主・ 佐竹義躬 、秋田藩主・ 佐竹義敦 ( 佐竹曙山 )の知遇を受ける。 平賀源内との出会い 安永 2年( 1773年 )7月、 鉱山 の技術指導のために、 平賀源内 が角館を訪れ、直武と出会う。 一説には、宿の屏風絵に感心した源内が、作者である直武を呼んだという。 源内は直武に西洋画を教えた。 |mcw| nhq| qmd| tco| asn| ysk| orx| mcy| aln| zvo| aqo| ben| lsz| zmh| msf| wer| wfm| fas| cxr| zqe| kkj| kks| cjo| kkx| zoe| okp| fts| ryx| osi| jas| rst| mdj| gor| mtq| ocw| ptw| mra| riy| bim| afs| asn| ior| ivi| hpf| srf| gpz| ktn| rla| efa| gct|