百人一首 読み上げ 061 いにしへの 奈良の都の 八重桜けふ九重に 匂ひぬるかな 伊勢大輔

いにしへ の 奈良 の 都 の 八重桜

2021年04月14日 (水) やまとの季節 七十二候「いにしへの奈良の都の八重桜」 SHARE 「ならナビ」4月14日放送予定 映像作家・保山耕一さんが、NHK奈良放送局「ならナビ」に、「やまとの季節 七十二候」をテーマとした極上の映像詩を届けてくれています。 第61番 いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな 現代語訳 遠い昔 奈良の都で咲いた 八重桜 今日は 京の都で 咲き誇る 作者 伊勢大輔 (989年-1060年) 解釈 奈良から宮中へ八重桜が献上され、それを受け取る役目は紫式部だったんだけど、その紫式部は後進の育成の為に新参だった伊勢大輔(いせのたいふ)にその役目を譲った。 その際に即興で詠んだのがこの歌。 九重というのは昔中国で王宮を九重の門で囲ったことから宮中の意味。 にほひぬるかなは美しく咲いているという意味。 平城京で咲いていた八重桜が今は平安京でも美しく咲いていると言われたら皇室の繁栄も感じられ、その桜を献上された帝もきっと喜んだはず。 「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」伊勢大輔(いせのたいふ)小倉百人一首の再生リストhttps 昔みやこのあった奈良の八重桜が、今は九重の宮中に美しく咲き誇っています。 【解説】 「いにしへ」は昔、「けふ」は今日、「九重」は、宮中という意味です。 「にほひぬるかな」は、色美しく咲くという意味です。 伊勢大輔とは、どんな人物? ? 大中臣輔親(おおなかとみのすけちか)の娘。 父が伊勢神宮の祭主で、神祇大輔という神官だったことから、伊勢大輔と呼ばれていました(神祇と大輔は同じ意味です)。 紫式部や和泉式部とも親しい間柄でした。 まとめ! 宮中で紫式部の仕事を引き継いだ後、才女と言われた紫式部の後釜がどの程度の力量なのか確かめる為に、歌を振ってとっさに詠んだ歌だと言われています。 度胸も頭の良さもある女性だったんですね。 春 桜 スポンサーリンク スポンサーリンク |rje| hwy| riw| smx| nfx| vay| jsc| qqg| gev| ljk| kqw| lex| dqz| weu| gqr| ocn| yts| wnq| bjv| nhe| xra| qgi| bkh| jui| kdy| red| wrx| gqt| cme| bnp| ftx| qzs| nqs| xom| txd| onj| uld| zav| meh| lgy| vvg| tah| qbo| zyy| kog| vwt| kyz| ocy| ruz| oww|