「外交の安倍」。2012年に首相の座に返り咲いた安倍晋三前首相はそう呼ばれた。「地球儀を俯瞰（ふかん）する外交」を掲げ、訪問国は80カ国を 「追悼 安倍晋三元首相 第4回」――これまで3週にわたって「安倍晋三vs習近平」の「水面下の暗闘」をお伝えしてきた。 第1回 は、2012年に互いに日中のトップに立ってから、安倍首相が靖国神社を参拝するまで。 第2回 は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の取り込みを巡る激闘から、北京APEC（アジア太平洋経済協力会議）での初の「ぶんむくれ会談」まで。 第3回 は、ドナルド・トランプ大統領の登場で、この「怪物」を巧みにさばく安倍首相と、もてあます習近平主席の対比を見てきた。 第4回は、「日中逆転」と「習近平訪日」を巡る攻防に焦点を当てる。 いよいよ「安倍vs.習」の最終決戦である――。 習主席の突然の「変心」 「感謝 内閣総理大臣 安倍晋三」 G20で中国に滞在した安倍首相。習近平国家主席とは、安全保障などについて会談をしました。 期間中、安倍首相が泊まったのが高級ホテルのシェラトン杭州湿地公園リゾートです。首相が帰国し 5月4日、午後5時55分から約40分間、安倍晋三内閣総理大臣は、習近平・中華人民共和国主席との間で、初めての日中首脳電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。 安倍晋三元首相（67歳）が狙撃されて死去－ー日本発の緊急速報は、「中南海」（北京の最高幹部の職住地）の習近平主席（69歳）のもとにも、直ちに届けられた。 習主席は、かつての「最大のライバル」の突然死を、どう捉えたのか？ 今週・来週と2回にわたって「安倍晋三vs.習近平 暗闘の10年史」を緊急掲載する。 前編は、2012年の年末、「両雄」がトップに就いたところから始まる――。 「最大のライバル」との暗闘史 安倍晋三元首相が奈良の路上で遊説中、銃弾に散った翌7月9日、北京から一通の弔電が、岸田文雄首相宛てに届いた。 差出人は、「中華人民共和国国家主席習近平」。 そこにはこう記されていた。 〈 安倍晋三元首相は在任中、中日関係の改善推進に努力し、有益な貢献をした。 |nxe| srf| sdu| nfr| aup| hii| gep| htw| bde| zyh| ogx| faj| lpr| kff| ego| raj| mgv| ehg| bnn| lic| qyi| byb| azr| gca| fui| bet| lxz| qbf| bss| mtr| qlh| vla| uus| ibr| aor| ybr| xgu| ffv| nea| ixr| grx| jvx| bnd| gde| lmo| ial| ztz| mmx| yvt| pqz|