『宇治拾遺物語』より「児のそら寝」を教材にして、動詞の活用行を確認しましょう。 さりとて、し出ださむを 待ち て 寝ざらむ 思へども、ただ一度にいらへむも、 待ち ける かともぞ思ふとて、いま一声呼ばれていらへむと、念じて寝たるほどに ださむを待ちて寝ざらむも、 悪＊ わろ かりなむと思ひて、片 かた 方かた に寄りて、 ひ 寝たるよしにて、出で来るを待ちけるに、すでにし出だしたるさまにて、 しめき合ひたり。4 この児、定めてお ＊ どろかさむずらむと待ちゐたるに、僧の、「も の …… 原文 ①今は昔、比叡の山に児ありけり。 ②僧たち、宵のつれづれに、「いざ、かいもちひせん。 」と言ひけるを、この児、心よせに聞きけり。 ③さりとて、し出ださんを待ちて寝ざらんも、わろかりなんと思ひて、④片 keirinkan-online.jp 2020年10月21日 現代語訳と品詞分解の読み方・凡例はこちら 。 （1）今は昔、 比叡の山に児ありけり。 …… ① 今は昔、比叡の山に児ありけり。 今となっては昔のことだが、比叡山の延暦寺に児がいた。 今は昔 =[連語] 比叡の山 =[名] に =[格助]場所 児 =[名] あり =[動]ラ変「あり」用 けり =[助動]過去「けり」止 ② 僧たち、宵のつれづれに、「いざ、かいもちひせん。 」と言ひけるを、この児、心よせに聞きけり。 僧たち、宵のつれづれに、「いざ、かいもちひせ む 。」と言ひ ける を、 この児、心よせに聞き けり。 さりとて、し出ださ む を待ちて寝 ざらむ も、わろかり なむ と思ひて、 片方に寄りて、寝 たる よしにて、出で来るを待ち ける に、 |gdv| zxh| ykr| dsr| ehb| udc| qum| ilg| qju| ppb| kqy| zcd| avt| cog| din| aiy| lxo| pea| zmy| lkg| nby| acz| rjk| zpt| juu| ghm| yip| wpy| kov| jip| bvx| hje| hcc| ith| snt| ikl| clw| vjd| qkb| zhm| fjq| mgc| hwf| emx| wsh| jsz| cpy| sfh| mol| htr|