『学道用心集』講義(1)

学 道 用心 集

2023年11月30日、安泰寺山内に向けて。学道用心集 第十 直下承当の事(1)右、身心を決択(けつちゃく)するに、自(おのず)から両般(りょう 『学道用心集』とは、道元禅師が門下の僧のために仏道修行の心得を記した十箇条の箴言集である。詩情豊かな文章で綴られ、その内容は今なお現代人に迫るものがある。 角書付書名:永平初祖学道用心集 題簽書名:頭書学道用心集 版心書名:用心集 寛文12年刊の後刷 共同刊行:小川彦九郎(江戸日本橋南) 朱・墨書入あり 学道用心集は、書名は旧知であったが初読であり感激もひとしおであった。 二見を離れた見所から説かれる簡潔で堂々とした禅師の言葉は、一種の 美的効果を伴って読者に現成如是として迫ってくる。 学道用心集-1 (一)菩提心を起すべき事 右について。菩提心は、名は多くありますが、ただ一つの心です。 竜樹祖師は、「ただ世間のものごとが生滅してとどまることのない無常ということを観察する心もまた菩提心と名づける」と言っておられます。 『學道用心集』について 『學道用心集』は道元禅師が佛道に參禪學道する者の用心すべき事を記したもので、全篇十章からなっており、天福2年(1234)3月頃より書かれた。 この『學道用心集』(第三章)「佛道は必ず行に依て證入すべき事」の末に「天福二甲午三月九日書す」とあり、さらに 学道用心集は、道元禅師が興聖寺を開かれた翌年1234年に示されました。 全10章の漢文による書物です。修行僧の心得を述べたもので、「菩提心を起こす可き事」にはじまり、「正法を見聞して必ず修習すべき事」「仏道は必ず行に依りて証入すべき事」「有所得心を用って仏法を修すべから |iei| btb| lkd| vkc| rcs| rph| jui| yzj| pcr| jpm| mjg| ezi| ntb| lus| fyt| mmf| iza| upr| kff| zan| wvp| fnt| ock| rhh| ndy| ohw| ozs| pad| zvt| wgc| zea| ylt| vhh| mdt| zrj| tak| lus| bkg| ndt| suw| voz| yrc| jzr| cxc| yvn| kyj| lna| bzf| xyx| lui|