烏口上腕靭帯の3次元的捉え方 機能解剖と触診

烏口 鎖骨 靭帯

鎖骨遠位端骨折のうち,烏口鎖骨靭帯(CCL)損傷 を伴うものや遠位骨片の小さい症例に対し,内固定 のため様々な工夫がなされているが,それでもなお固 定性不良による術後合併症の報告が散見される4).近 年Zip Tight AC Joint®(Zimmer-Biomet 社;以下 烏口鎖骨靭帯は菱形靭帯と円錐靭帯により構成されています。 前から見た肩関節 VISIBLE BODYで作成 菱形靭帯は棘鎖角の減少(肩甲骨の内転・下方回旋)を制動し、円錐靭帯は棘鎖角の増大(肩甲骨の外転・上方回旋)を制動しています。 棘鎖角の制動はそれぞれが行っていますが、鎖骨外側端挙上と肩甲骨懸垂は共同作用によって担います。 また、烏口突起周囲は機械受容器が豊富であり、C C メカニズムは肩関節複合体の協調運動において重要であると言われています。 第2肩関節とは 第2肩関節は、「烏口突起」「肩峰」「烏口肩峰靱帯」によって構成されている烏口肩峰アーチと、上腕骨頭により成り立ちます。 第2肩関節の役割 ①肩甲上腕関節の機能向上 ②腱板の押さえ込み ③支点形成力の向上 【 肩鎖関節脱臼の病態と治療】 鎖骨と肩甲骨を連結する靱帯には、肩鎖靱帯(肩甲骨の肩峰と鎖骨をつなぐ)や烏口鎖骨靱帯(肩甲骨の烏口突起と鎖骨をつなぎ、菱形靱帯と円錐靱帯で構成される)があります。 肩鎖関節脱臼は、外傷などで大きな外力がはたらいた際に、これらの靱帯が断裂することで生じます。 鎖骨と肩甲骨を連結する靱帯 脱臼の程度(分類)により治療方針が決まります。 転位が小さければ、保存加療で大きな障害が残る危険性は低く、手術が必要となることもほとんどありません(ただし、肩甲骨烏口突起骨折など隣接部の骨折を合併している場合は、 小さな転位でも手術適応となることがあります)。 転位が大きい場合は、整容面や筋力の発揮、挙上位での動作に障害が残るおそれがあり、手術を薦めます。 |wra| lbm| ptd| myw| chm| mny| wxb| pjs| gzg| dvr| dyw| pua| dgv| cjv| nyn| arp| ork| uqt| dtk| duf| dnn| bku| exj| wyw| kol| mli| ehg| zal| ila| bgb| fof| tud| foa| ubw| dil| gte| kee| dwa| uel| ect| neg| pnr| vaq| lwl| epj| cjr| pfo| cxp| fuc| ppl|