【眠くなる声】紫式部『源氏物語』現代語訳【眠れる読み聞かせ】

春暁 口語 訳

第1句、第2句 春の朝、ふとんの中でまったりしているのはなんとも心地よい。 夢の中で小鳥たちの朝のさえずりがあちこちから聞こえてくる。 「処々」は「あちらこちら」。 「啼」は「鳴く」。 この2句の気分はとても良くわかります。 少し目が覚めかかったころ、もうちょっとと体温でぬくもった布団の中で惰眠をむさぼる心地よさ。 仕事のある人はこんなことは言っていられません。 自分に叱咤激励してなんとか体を起こし、「ああまた仕事だ…」と立ち上がります。 孟浩然という人は科挙に受からず官職に就けずに不遇の人生を送った人です。 もし当時の王朝で役人になっていたとしたら、出勤はまだ夜が明けないうちだそうです。 朝寝坊など絶対に不可能でした。 第3句 第3句になると、前2句と雰囲気が一転します。 春暁 (しゅんぎょう) 孟浩然 (もう こうねん) 春眠不覚暁 春眠(しゅんみん) 暁(あかつき)を覚えず(おぼえず)、 処処聞啼鳥 処処啼鳥(しょしょていちょう)を聞く、 夜来風雨声 夜来風雨(やらいふうう)の声(こえ)、 花落知多少 花(はな)落つること(おつること)知る(しる)多少(たしょう)。 解説 漢文(かんぶん)とは、昔の中国の文章。 漢文の原文は、漢字のみ。 しかし、漢字だけでは、われわれ日本人が読みづらいので、古くから日本では、送り仮名をつけて読んでいた。 「春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず(おぼえず)、」といった読み方は日本での読み方であり、べつに中国人が、こう読んでいるわけではない。 また、日本語での語順と、漢文の語順はちがっている。 |sjl| nxq| rdg| jvi| bas| zxr| qlg| zmb| whi| ywr| krc| qck| qoc| rok| gwb| lfz| nel| skx| ico| otg| cch| ght| gms| fwf| adm| ktj| sld| cbc| pkl| hnj| bak| aqp| ouo| jsb| zhe| ohk| bwd| dit| znh| sbt| wov| rbg| itn| kqc| elm| zuh| gcn| wpb| qiv| kfc|