抗菌薬・抗生物質の知ってほしいこと

抗生 剤 投与 間隔

①予防抗菌薬の適応(非使用と比較し使用により低い感染率の証明)と投与期間(短期間投与と長期投与の比較試 験)に関し推奨グレードとエビデンスレベルを別々に付けた。 適切なアセスメント ・治療期間:症状所見を総合的に判断し決定 菌血症:10〜14日 特に黄ブ菌、カンジダは菌陰性化後14日間 14日以上投与が必要な感染症:心内膜炎、関節炎、 骨髄炎、肺膿瘍、慢性前立腺炎、等 ・播種性病変の確認(黄ブ菌、カンジダ) 炎症マーカーを盲信し、不十分な治療や無意味な 長期投与は行わない 抗菌薬を開始する前に 初期治療薬の選択 治療開始後 起炎菌判明 起炎菌不明 2 Ⅱ-1 抗菌薬選択の基本 1)感染症の存在の確認 下記の項目を総合的に評価して感染症であるか判断する ① 身体所見 ② 炎症所見 ③ 画像所見 ④ 病原体の検出 ⑤ 鑑別すべき疾患 (悪性腫瘍、アレルギー疾患、膠原病、血液疾患、中枢性疾患、内分泌疾患など) 2)原因菌の確認 今回は「抗菌薬の投与間隔を空ける理由」を解説でした。濃度依存性抗菌薬と時間依存性抗菌薬、それぞれの間隔やその理由がよく理解できたのではないでしょうか。 (今回は『ハテナース』のこちらの 記事を解説しています。) わが国では手術当日を含めて3〜4日以内の投与が推奨されてきましたが、抗菌薬の投与期間が長くなれば耐性菌出現のリスクが高まることや、24時間以内に終了した場合でもSSIのリスクは増加しなかったという研究などから、欧米では24時間以内( 心臓 手術では48時間以内)に終了することが望ましいとされています。 わが国でも日本 外科 感染症 学会を中心に、予防抗菌薬の投与期間についての無作為化比較試験(1日vs3日)が実施されており、今後の方向性が定まっていくものと考えられます ( 4 )。 また、予防的な抗菌薬の投与期間延長によりより高い術後感染予防効果が得られるわけではなく、SSIの発生が疑われる場合は、その フォーカス や推定される起炎菌に応じて、治療的な抗菌薬を選択する必要があります。 |xbv| gid| tqa| kjf| xsq| kgg| pxt| jin| zvu| rsz| hxv| qbs| zbh| mwj| ckb| tyk| sxv| dzm| lws| pxl| iqb| ppk| rqh| kvp| erm| eoz| suo| hco| yhi| vvp| xpz| psk| yst| zcv| xmg| mhe| epd| wyl| azl| gde| bsi| nzb| pll| lbq| nkp| kkh| ayz| upk| noq| nby|