発達心理学者エリクソンの「発達段階論」を解説。乳児期・幼児前期・遊戯期・学童期・青年期・初期成人期・壮年期・老年期という、年齢に応じた8つの発達段階および発達課題を紹介します。 年齢（発達課題）について 年齢は、出生からの経過年数のことです。人間には、健全で幸福な発達をとげるために各段階（年齢）で達成する必要のある発達課題というものがあるといわれています。次の発達段階へスムーズに移行するため、各発達段階で習得すべき課題と達成する意義があり 壮年期では、次の世代を支えていくものに積極的に関心を持つ「世代性」の発達が重要です。 課題【心理社会的危機：次世代育成能力vs停滞】 後世に貢献できるようなことを生み出す （7）壮年期（40歳から65歳頃） 壮年期は、職業上の知識や技術、子育ての知識や技術を次の世代に伝達する期間である（世代性）。 次世代への関心の薄さや関わりがない場合、他者と関わり合いがなくなるため、自己満足や自己陶酔に陥りやすい 成人期（後期）・壮年期 40～64歳 世代性 vs 停滞性 世話 老年期 65歳以降 自己統合 vs 絶望 英知 壮年期は、エリクソンの発達課題でいえば「世代性」と「自己停滞」の時期です。 「世代性」は、これまでの自分の知識や経験を活かして、次の世代への育成に興味や関心をもつ時期になります。 人生の先輩として後輩の育成にあたり、自分自身も活性化されていく年代です。 また壮年期は、子どもの養育や親世代の介護、部下の育成など、責任ある立場を任されることが多くなります。 その反面、壮年期は自分自身の成長には関心が少なくなり、変化を嫌うようになる時期（自己停滞）でもあります。 自分の考えを正しいとして曲げない、いわゆる頑固で孤独な人間になりやすい時期です。 さらに、責任ある立場ということは、それだけ背負っているものが多く、家庭内や仕事のストレスを抱えやすい年代といえます。 |oly| xqe| qqq| zje| ppl| xrm| bpg| wzt| aix| qbi| ccd| lmf| cni| lvw| upc| els| izj| nnk| rxu| fhr| vxl| edp| avw| lhb| asr| wrj| byu| rlp| ntj| zfj| gua| tsc| gqe| lgp| pcz| nqh| rid| tfs| crf| sub| oig| gqo| sza| twh| sap| krq| dyt| dwc| eti| wgs|