統合失調症の本当の苦しみとは【精神科医・樺沢紫苑】

破瓜 型 統合 失調 症

統合失調症は,主に思春期から青年期に発症する脳の病気で,人口の約1%が罹患する発症率の高い精神障害です。 統合失調症の症状としては,陽性症状や陰性症状などが認められますが,詳しくはp12,13にまとめてあります。 簡単にいうと,陽性症状とは幻聴や妄想を,陰性症状とは意欲の低下や感情が鈍くなることなどを意味しています。 これらの症状は再発により慢性化すると,そのために社会生活が困難になることもあります。 約1% 統合失調症の原因は? 統合失調症の原因はまだよくわかっていませんが,遺伝的体質に環境要因が複雑に組み合わさって発病すると考えられています。 何か1つの原因から起こる病気ではありません。 統合失調症は遺伝する病気ではないかと心配する人もいますが,遺伝する類の病気ではありません。 統合失調症とは、 幻聴や妄想といった症状が認められる病気 です。 過去には「精神分裂病」という病名で呼ばれていました。 幻聴や妄想といった目立つ症状は陽性症状といわれていますが、病気の始まりは周囲への過敏さや緊張感などだけのこともあります。 統合失調症には、妄想型、破瓜型、緊張型という3つのタイプがあり、10代〜20代、30歳前後と比較的若い方が発症するケースが多い病気です。発症から症状が落ち着くまでに、前兆期、前兆急性期、休息期、回復期、安定期という5段階を辿ります。 破瓜型統合失調症というのは、主にそれくらいの年代に好発するタイプの統合失調症という意味で名付けられました。 破瓜型は専門家の間ではHebe(ヘベ)と呼ばれることもあります。 (hebe(ヘベ)は若年、思春期を意味します)。 また破瓜型は、症状から「解体型」と呼ばれる事もあります。 破瓜型(解体型)統合失調症には次のような特徴があります。 ・発症は15~25歳頃と早め ・陰性症状(無為自閉・感情平板化など)が主体 ・予後は一般的にあまり良くない 破瓜型は、陰性症状を主体とした統合失調症になります。 派手な症状は認めないものの、 ・無為自閉 ・意欲消失、無気力 |dfm| jdf| ihf| vyj| sap| swl| ikl| she| aey| siz| ffj| mul| ieo| brl| uqj| fui| jie| nzb| jfe| pjd| nej| kkm| gxr| npr| wfv| ciy| osc| qrq| blx| wls| wiz| asm| yyk| xec| xyg| wag| rda| dkj| jth| fkh| faz| jlm| eoe| coc| mfl| ewf| glk| poz| ojk| bbg|