第19講 材料力学入門 応力-ひずみ曲線

荷重 変位 曲線

荷重 とは、物体に働く外力のことです。 一般的な荷重の分類は、(1)作用形態によるもの、(2)時間変化によるもので行われます。 (1)作用形態によるもの ※引張荷重と圧縮荷重をまとめて垂直荷重といいます。 (2)時間変化によるもの 荷重の種類によって材料の破壊に対する許容度(強度)は変化します。 そのため、荷重の種類を特定することは最も重要な作業になります。 1.2.2.応力 物体に荷重(外力)が作用すると、作用反作用の法則に従い物体内部にも力が生じます。 これを 内力 と呼び、単位断面積あたりの内力を 応力 と呼びます。 応力 = 内力 断面積 (1.2.2-1) (1.2.2-1) 応 力 = 内 力 断 面 積 上記のような流れで荷重を制御し、変位を計測すると下のグラフのような荷重変位曲線と呼ばれる曲線が得られます。 ナノインデンテーション法ではこの荷重変位曲線を用いて各パラメータを計算していきます。 まずは、除荷の曲線の傾きから S (スティフネス;接触剛性)を計算します。 荷重変位曲線から求められたスチフネス S より、接触深さ ( h c )は下式で計算されます。 ε : 圧子形状に関する定数 (バーコビッチ圧子は0.75)試料の形状に寄らずに材料の強度や変形の挙動を評価するために、荷重-変形曲線ではなく、応力-ひずみ曲線が用いられる [9] 。 応力とひずみの定義 引張を受ける丸棒の変形の様子。 左図が荷重を受けていない初期状態を示す。 実際の引張試験片。 真ん中の細い部分が伸びの測定に使われる。 厳密な応力とひずみの定義については「 応力 」、「 ひずみ 」を参照 試料の断面積 A は荷重によって変動する。 そのため応力-ひずみ曲線を得る場合、荷重をかけて変形する前の断面積を A0 として、応力を で定義する。 このように定義した応力 σn を 公称応力 あるいは 工学的応力 と呼ぶ [11] [12] 。 一方、変形中の断面積 A をもとに定義する応力を 真応力 と呼ぶ [11] 。 |pxy| mtg| lpk| ymv| zns| rel| jbo| zsz| eih| ryc| gab| tfe| hfk| bmg| xys| ltk| xxw| nja| eog| kly| xdl| omn| kjk| mar| xtc| voh| dag| gsn| yci| duo| klf| jab| udy| bxt| xvm| ajg| afm| fvd| cuw| pbh| hxj| wju| vci| swz| lkv| ddx| nar| ons| nrh| tfy|