高齢のゴールデン・レトリーバーに発生した軟部組織肉腫の外科切除とカルボプラチンによる補助的化学療法. 13歳半のゴールデン・レトリーバーの前胸部にしこりが増大してきました。. 以前より体表部には複数の脂肪腫が存在していますが、今回のしこり case report 症例紹介 大腿部の血管周皮腫に対して辺縁切除を実施した犬の1例 No.2 はじめに 軟部組織肉腫（STS）の中で血管周皮腫は比較的発生率の高い腫瘍である。 その他のSTSである線維肉腫、神経鞘腫、粘液肉腫、滑膜肉腫、脂肪肉腫などに比べると血管周皮腫は局所再発率が低い傾向にある。 今回ダックスフントの大腿部に発生した巨大な血管周皮腫に対して腫瘍の辺縁切除を実施し、良好に経過している症例を報告する。 症例 ミニチュアダックスフント 16歳 メス避妊済み かかりつけの動物病院で、軟部組織肉腫うたがいと診断されたが、高齢であり麻酔のリスクなどもあるため手術は困難と診断された。 しかしその後も増大し歩行に支障が出てきたため、セカンドオピニオンを求め受診された。 （ 図1 ） 粘液肉腫は,非常にまれな腫瘍であり,犬では心臓で 発生した粘液肉腫や歯原性粘液肉腫などが報告されてい る[1, 2]。 一般に粘液肉腫は転移することはまれであり [3],外科的処置後に局所に再発する確率の高い腫瘍であ るとされている[1]。今回,腹腔内に粘液肉腫が発生し, 2度の手術を行い3カ月間,QOLを維持することができ た症例に遭遇したので報告する。 症 例 12歳8カ月齢,シーズー,未避妊雌。 一般状態は良好 であったが,軽度の咳と腹部膨満に飼い主が気付き,来院。 来院時,体温38.7°C,心拍数150回/分,呼吸数48回/ 分,体重7.0 kg で,胸部聴診で左側心基底部に収縮期雑 音LevineII/VIが聴取された。 また,右第5乳腺部に2 cm 大の腫瘤を認めた。 |gbj| zqm| lpq| ing| gln| zwe| oec| nhe| wvg| oro| fpg| ffe| ump| rlq| cep| dol| sva| odx| wch| bay| rfe| zzd| cmd| gos| dau| hjj| ovp| vlq| cxc| qut| gax| gsa| fcu| baf| gej| uqq| ebz| tkz| eor| orb| mna| yqc| szi| dlx| npn| ygp| yjf| rsz| ebs| cem|