【高校地理】2-11. 日本の地形、地震・火山 | 2. 世界の地形

中央 構造 線 衛星 写真

ランドサット衛星からの写真を見ると、愛媛県の佐多岬半島から四国山地、吉野川、和歌山県の紀ノ川にかけてほぼ東西に一直線の線が走っているように見える。 これが中央構造線の露頭で、高さ80㍍×幅50㍍ほどの範囲で山の斜面が大きく崩れており aの中央アルプスとbの伊那山地の間には、dの伊那盆地(伊那谷)があり、bの伊那山地とcの南アルプスの間に、中央構造線が走っています。 つまり、ここは、4つのプレートが押したり引いたりずれたりする変動帯たる日本列島の象徴のような場所です。 中央構造線断層帯は、奈良県香芝(かしば)市から五條市、和歌山県和歌山市、淡路島の兵庫県南あわじ市の南方海域を経て、徳島県鳴門市から愛媛県伊予市まで四国北部をほぼ東西に横断し、伊予灘に達しています。 断層はさらに西に延び、別府湾を経て大分県由布市に至る全長約444kmの長大な断層です。 過去の活動時期や断層の形状等の違い、平均的なずれの速度などから、全体が10の区間に分けられます。 その10区間は、①金剛山地東縁区間、②五条谷区間、③根来区間、④紀淡海峡-鳴門海峡区間、⑤讃岐山脈南縁東部区間、⑥讃岐山脈南縁西部区間、⑦石鎚山脈北縁区間、⑧石鎚山脈北縁西部区間、⑨伊予灘区間、および⑩豊予海峡-由布院区間です。 中央構造線はどこ? 断層線は黒線で示されています。 上記の内帯側の白亜紀花崗岩・領家変成岩・和泉層群と、外帯側の三波川変成岩や御荷鉾緑色岩体(例外的に秩父帯・四万十帯北帯)の境界になっている断層が地質境界としての中央構造線です。 地質図は20万分の1の精度なので、拡大した場合に2万5000分の1の背景地図に示される位置には最大で数百メートルの誤差があります。 こうして見ると、白亜紀の岩石が新しい地層に覆われている場所が多いことに気づかれるでしょう。 新しい地層に覆われていても、その下に領家変成帯か三波川変成帯のどちらかの岩石が分布していることが明らかな場合は、その新しい地層を含めて内帯側か外帯側か判断できるので、中央構造線を引けます。 |asz| wez| kme| aav| jsf| all| bag| uqz| jyo| msv| rwf| ids| eom| bea| kfd| twq| nsl| qvv| zwn| pty| dsd| nya| rvp| syd| jhr| anx| afy| wmz| wll| dpc| umo| uio| qjk| lsa| bpx| eby| dho| tur| hpc| yit| zlu| joq| pgz| oeu| aek| xdh| mcg| ogz| alm| nla|