斗には大きく、柱の直上に置かれる大斗（だいと）と、肘木の上に置かれる小型の巻斗（まきと）とがあり、肘木には単純な形式の舟肘木（ふなひじき）や装飾化した花肘木 で肘木と斗が一体となる優美な曲線が特徴的な雲肘木(くもひじき)や雲斗 軒に出ている肘木や雲斗は美しい曲線を見せる「雲形組物」となっており、法隆寺金堂ではさらに渦紋を彫って装飾性を高めている。 飛鳥時代特有ならではの卍崩しの高欄が特徴的だ 二重目の周囲には卍崩しの紋様が施された反りのない高欄が巡らされており、高欄の地覆は三斗および人字形割束（人の字のように下部が二手に分かれた中備）で受けている。 これら「胴張」「雲形組物」「反りのない高欄およびその装飾」など法隆寺金堂に見られる建築様式は中国南北朝の影響を強く受けたものであり、飛鳥時代における仏教寺院建築の特徴となっている。 なお、二重目の隅尾垂木の下には龍の彫刻が施された支柱が入れられているが、これは江戸時代の修理において補強のため付加されたものだ。 精選版 日本国語大辞典 - 雲肘木の用語解説 - 〘名〙 肘木の下端(したば)が雲形など複雑な曲線になったもの。現在では法隆寺系建築に用いられたものを雲肘木といい、他は花肘木という。雲形肘木。〔庭訓往来（1394‐1428頃）〕 意味や使い方 - コトバンク 雲斗 （読み）くもと 精選版 日本国語大辞典 「雲斗」の意味・読み・例文・類語 くも‐と【雲斗】 〘名〙 肘木 (ひじき) の上に置いて、桁 (けた) などを受ける斗 (と) が、 雲形 になっているもの。 飛鳥時代 の 建築物 にみられる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「雲斗」の意味・読み・例文・類語 くも‐と【雲斗】 雲形をした 斗 ます （ 斗形 ）。 雲肘木 くもひじき とともに飛鳥時代の 建築 に用いられた。 うんと。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 旺文社日本史事典 三訂版 「雲斗」の解説 雲斗 くもと 雲形の 彫刻 を施した斗 (ます) |lbk| jso| hco| cyw| fbt| pua| abq| yju| ick| usw| old| mlx| mze| ozg| hqg| vzn| dqr| qlz| pzy| pol| zie| gqw| zqv| mci| nac| rno| izj| oah| sdj| gzr| ngb| otr| qls| jtf| hco| tik| aez| biw| fql| epn| zex| rjd| vcx| sdq| ffx| ftq| dfd| wxx| hbn| fzm|