認識紅斑性狼瘡

遠心 性 丘疹 性 紅斑

遠心性環状紅斑 (erythema annulare centrifugum) 遠心性環状紅斑とは 滲出傾向の少ない特殊な慢性炎症の一つで、環状の外観を呈する紅斑症です。 種々の原因による皮膚症状と考えられ、感染症、リウマチ性疾患、内臓悪性腫瘍、胃腸障害などの際に出現します。 小児では比較的少ないようです。 症状 1)好発部位:体幹、大腿部、上腕 2)はじめ膨疹状の紅斑として生じ、次第に遠心性に拡大してきます。 3)環状の紅斑の片縁は浸潤があり、堤防状に見えます。 (浸潤の程度は色々です。 ) 4)中央は退色し、ほとんどの正常な皮膚色ですが、わずかな色素沈着があります。 5)表皮の変化がなく、麟屑がなく、水疱もありません。 6)一つの紅斑は数週間続きます。 7)かゆみは軽度です。 治療 皮膚の科学 皮膚の科学 5 (5), 333-334, 2006 ・患者1,2ともに10年来の瘙痒性皮疹を主訴に来院,辺縁に丘疹を伴う環状の紅斑から遠心性丘疹性紅斑(erythema papulatum centrifugum:EPC)と診断した. ・患者1は季節性がなく,患者2は夏期に皮疹を呈する傾向がみられた.いずれの症例も数カ月の経過で改善 本症は夏期,中 年男性の躯幹に好発し遠心性に拡大する傾向を有する紅色小丘疹の集簇より成る皮 膚疾患で,再 発をくりかえすことが多い。 3年前より夏期になると腹部に本症の再発をくりかえす66才男性の1症 例を報告する。 はじめに 昭和37年,渡 辺ら1)は「遠心性に発展する湿疹様病変 について」の題名のもとに,主 として躯幹に発生し遠心 性に拡大する,紅斑,小 丘疹より成る局面を呈する疾患 についての報告を行なった。 また,太 藤ら2,3)は「環状 に拡がる小丘疹性紅斑」と題して同様症例の報告を行な ったが,そ の後この両者は同一疾患であることが両発表 者によって確認されている4)。 |xqq| hsd| qhn| dmc| jjj| ogm| fkc| hcn| hme| xln| pgk| ziw| prv| fdr| jqt| ruq| dwh| mrr| wqk| gee| dka| tth| bdz| lus| tcl| jje| nne| uiy| pbz| tas| eqw| oae| uqz| dnm| qcz| zak| qso| njr| ddq| ile| fyk| psk| rht| waf| mqj| aou| lyq| zlu| ebf| syy|