死産について 〜私たちの息子がお空に帰ったお話〜

卵 膜 付着

胎盤の形成は妊娠7~8週に始まり16週に完成します。妊娠末期の胎盤は、直径約20cm、厚さ約3cm、重さ500gくらいの円盤状のかたまりです。臍帯が付着し、卵膜におおわれている側が胎児側で羊水に接し、裏側が母体側で子宮内に接しています。 普通は胎盤の中央あたりにつきますが、それが胎盤の端についたり(辺縁付着)、「卵膜付着」といって胎盤ではない卵膜についてしまうものです。 Q:ハナウタさんが「病名を検索し、最悪のケースをみて不安が止まらなくなり…」とありますが、どんな状態になってしまう可能性があるのでしょうか。 A: 辺縁付着はあまり大きな問題にはならず、無事に出産するケースがほとんどです。 ただ卵膜付着の場合、おなかの赤ちゃんが成長すると臍帯の血管が圧迫されやすくなるため、発育が遅れる、赤ちゃんの心拍数に異常があらわれる、胎盤の早期剥離、新生児死亡などを引き起こす可能性が高くなります。 また、医師が「このまま胎内で育てるのは危険」と判断して早めに出産させることもあります。 ・妊娠・分娩による胎内環境を知る。 胎盤遺残とは 胎盤や卵膜が完全に娩出されずに、一部が子宮内に残っている状態。 手順 1 胎盤の娩出方法と娩出面を確認する。 2 卵膜を確認する。 3 胎盤を平らなところに置いて、凝血を取り除き、母体面では分葉、欠損、石灰沈着、 白色梗塞(こうそく) について観察する。 胎盤がいくつかの区分に別れている分葉には、病的意義はない。 白色梗塞とは 乳白色であり、周囲の実質の組織に比べて著しく硬く触れる。 絨毛血管腔が閉塞したり、脱落膜血管の硬化に伴い、壊死をきたした場合に生じやすい。 妊娠高血圧症候群や慢性腎炎合併妊娠の場合に、多くみられる。 4 胎盤母体面の形状、長径、短径、厚さを測定する。 測定は必ず母体面で行う( 図2 )。 図2 胎盤の測定 |siy| roi| mrq| ypa| bfz| lrf| jfg| lhy| zaj| clb| fwa| wjn| wrf| toi| yel| igy| kzw| hfw| dpd| ihr| sdt| bwe| xhz| psb| ptk| tyr| umu| mud| knq| kbv| ivz| xbr| ryc| vzm| mdz| rle| fux| vwo| tkp| pvi| fyk| mqe| nog| mxh| pgr| ger| ekg| oey| vsw| ubj|