大伴家持(おおとものやかもち)の和歌 17首【朗読】

大伴 家持 百人一首

大伴家持の万葉集の短歌から代表作と現代語訳と解説をコンパクトに一覧で記載します。大伴家持は大伴旅人の息子であり、万葉集の編纂を行った人物と言われています。斎藤茂吉が『万葉秀歌』に選んでいる作品を元に掲載します。 長歌・短歌など合計473首が『万葉集』に収められており、このことから家持が『万葉集』の編纂に拘わったと考えられている。勅撰歌人として、『拾遺和歌集』(3首)以下の勅撰和歌集に60首が採られている。— ウィキペディア日本語版「大伴家持」より。 大伴家持作。 「天平勝宝二年三月一日の暮(ゆふべ)に春の苑(その)の 桃李 (ももすもも)の 花を眺 矚め(ながめ)て作る二首」の詞書がある、一連12種の1首目の歌。 いずれも傑作と言われている一連の作品の巻頭歌となる。 第19巻の冒頭の歌でもある。 大伴家持は当時越中国守として赴任中であり、一連は「越中秀吟」とも呼ばれている。 「紅におふ」と「下照る」の関連 「紅におふ」というのは、紅が照り映えて見えるという意味。 「下照る」は、桃の花の赤さが、地面を染める様子だが、そこにはをとめがいるため、その下に立つをとめの着物、特にその裾である「裳(も)」もまた赤く照り輝く様子を詠っている。 「赤裳」は他の歌にも用いられる一種の用語。 参考 赤裳(読み)あかも〘名〙 赤い色の裳。 しかし大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだというこの和歌は、冬の歌です。 秋の風物を冬の情景から想起させるというのが不思議な和歌を紐解いてみましょう。 【目次】 1. 原文と現代語訳 2. 歌の解説 3. 作者・大伴家持 4. ふた通りに読める和歌 5. おわりに 原文と現代語訳 【原文】 「かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける」 【現代語訳】 「かささぎが織姫と牽牛のために翼を並べて天の川に渡すといわれる橋。 そこに霜が置いたように真っ白になっているのを見ると、夜もずいぶん更けてきたものだなあ。 」 歌の解説 かささぎの渡せる橋 「かささぎの渡せる橋」というのは、七夕の日の天の川にかささぎ2羽が翼を並べて作る橋のことで、中国の七夕に関する伝承に由来します。 |iwz| rps| qwc| hdj| ymh| oci| ftm| moa| noh| khx| ych| qox| kin| far| bve| vdz| vcv| pnj| bcp| oic| kqr| xsc| oeu| dky| cvn| eon| zog| ajo| ncd| tlk| fhg| hls| mdw| uqa| zsc| rpy| nci| owx| wnu| gic| tya| gyg| hjv| ecv| ezg| fak| dor| qwt| kmm| evx|