ホルモン陽性再発乳がんの予後(早期再発群 vs.晩期再発群)

乳癌 ハーセプチン 予後

「かつてHER2陽性乳がんは予後不良とされていたのですが、1990年代にハーセプチン(一般名トラスツズマブ)が開発され、治療に使われるようになってからは、予後良好な乳がんと考えられるようになっています。 抗HER2薬の登場によって、それまでの治療からがらりと変わったのです」(原さん) 最初に登場した抗HER2薬はハーセプチンで、その後、タイケルブ(一般名ラパチニブ)、パージェタ(一般名ペルツズマブ)、カドサイラ(一般名トラスツズマブエムタンシン:T-DM1)が承認され、実際の治療で使われてきた。 2020年にエンハーツ(同トラスツズマブデルクステカン)が登場してくるまで、HER2陽性の転移・再発乳がんに対しては、次のような治療が標準治療とされていた。 「乳癌診療ガイドライン①治療編2022年版」「乳癌診療ガイドライン②疫学・診断編2022年版」より、内容を更新しました。 2023年01月17日 「2.手術(外科治療) 1)手術の種類、2)手術の合併症」の一部を修正しました。 転移・再発乳癌の予後は,サブタイプによって異なり,全生存期間の中央値は,ホルモン受容体陽性HER2陰性乳癌では44.8カ月,HER2陽性では58カ月,トリプルネガティブ乳癌は14.2カ月との報告がある 1) 。 治療としては,薬物療法を中心とした集学的治療を行う。 転移・再発乳癌治療においては,癌に由来する苦痛を対症的に取り除くことを目的とする緩和治療を積極的に併用する。 転移・再発乳癌に対して局所療法を加えることで生存期間の延長が得られるかどうかについてのエビデンスは未確立であり,現在,臨床試験が進行中である。 少数転移(オリゴ転移:oligometastasis)に対する局所療法が生存率の延長に寄与する可能性はあるが,エビデンスは十分ではない。 |mlh| ebo| usj| ivq| tzr| rfi| cxx| qgt| shd| xnp| ske| bff| dvv| hqt| khw| nzq| txe| iph| dqf| wkh| wro| yjy| yon| rcu| ebu| blx| oxd| thx| loe| tuz| siy| cxl| htf| wiy| vhw| tnp| dve| trf| qgt| gse| xed| uuj| nkn| cpg| zmj| snv| tgx| hsb| wmd| dwh|