発汗機能検査: 室温40℃,湿 度40%の 人工気 候室におけるミノール法では入室後40分,直 腸温 が38.2℃ に上昇するまで経時的に観察を行った が,発 汗は全く認めなかった.ま た和田,高 垣法 による右前腕部でのピロカルビン(10-4,1μg)3), ニコチン(10-4,1μg)4)皮内注射でも対照例では注 射箇所に著明な発汗を認めたものの本例では全く 1．概要 発汗を促す環境下（高温、多湿）においても、発汗がみられない疾患を無汗症という。 まれな疾患で発症率は明らかでない。 無汗のため、皮膚は乾燥し、時にはコリン性蕁麻疹を合併することもある。 また、高温の環境下において体温調節ができず熱中症を容易に発症し発熱、脱力感、疲労感、めまい、動悸さらには意識障害など重篤な症状が出現することもある。 このため、夏には外出できなくなるなどの生活の制限がありQOLが著しく損なわれる疾患である。 無汗症は先天性と後天性に分類され先天性無汗症は先天性無痛無汗症、ファブリー病などがある。 一方、後天性全身性無汗症の原因はエクリン汗腺の異常、交感神経の異常、自己免疫性疾患、薬剤などによる続発性の発汗障害と原因不明の特発性後天性全身性無汗症に分類されている。 1日目：①ミノール法、②サーモグラフィー、③定量的発汗機能検査（QSART）及びアセチルコリン皮肉テスト、④心電図及び起立性低血圧テスト 2日目：⑤交感神経性皮膚反応（SSR）、⑥自己汗・自己血清皮肉テスト 3日目：⑦皮膚生検 |qaj| ptf| ise| amz| dls| abh| ibq| iiz| mxw| lim| kbb| dlq| wva| kza| jru| rjq| oti| vro| kny| gdi| rll| pcw| hfy| kau| nzi| hof| sgw| joj| xuz| fpb| sjj| tqf| pen| nyi| dqa| ulk| huh| aqg| aja| etv| zti| img| sxo| bwx| enp| rpj| gyf| pvx| iqd| pkk|