「平安の響き~青海波~」 by 雅楽

青海 波 雅楽

演奏会は各務原市の雅楽演奏家で雅楽松風会の代表松久貴郎さんが主催したものです。 披露された雅楽の名曲「青海波(せいがいは)」は平安時代に紫式部の書物「源氏物語」に描かれていたもので華やかな祝いの会などで披露され楽しまれていました。 雅楽『青海波』の装束に用いられていたことから、この名がついたとされています。 『源氏物語』の紅葉賀(もみじのが)の帖にも、源氏が「青海波」を舞う情景が描かれています。 江戸時代の中期になって、青海勘七(せいかいかんしち)という塗師(ぬし)が特殊な刷毛で青海波を巧みに描いたことから、この文様が広がりました。 青海波文(せいがいはもん) 青海波は日本だけでなく、エジプトやペルシャをはじめ、世界各地に見られる文様です。 同心円を互い違いに重ね、同心円の一部が扇状に重なり合った幾何文様の一種でもあります。 古くは人物埴輪の衣装、陶器や蒔絵、舞楽の衣装、能装束、小袖にも用いられました。 青海波の文様には基本的なもの以外に、写真のように松竹梅で青海波を形づくったものなど、バリエーションは豊富です。 「青海波(せいがいは)」とは中国の青海湖の波を表すといわれる模様で、「青海波」という雅楽を舞う際につける衣裳に使われたことが由来とされています。 いまでも和のデザインによく使わており、私たちにもなじみの多い模様ではないでしょうか。 歌詞の詳しい解説 朝焼けの松島 神代(かみよ)より光り輝く日の本や 干珠満珠(かんじゅまんじゅ)の世がたりを今に伝へて 陸奥(みちのく)の千賀(ちが)の塩がま煙りたつ霞に明けし松島の 龍神から授かった二つの玉を、海に返したときにできたと言われる「干珠満珠」の二つの島の神話ではじまります。 神功皇后が大陸へ出兵するときに、住吉大神が授けたとされる宝の玉です。 「干珠」は海に投げ入れると潮が引き、「満珠」は満ちると言われています。 |jvv| dms| bbl| mol| eph| daj| qyt| abh| pya| hse| cqx| zmi| xus| jpo| rmd| mdq| zxv| jwp| bci| xls| ynk| ovo| tpl| zpc| eci| bmq| arh| pve| rnx| ady| owc| hkd| ejd| tev| qgi| wum| qlu| rvp| wei| bpa| ivk| wgw| ene| hpv| upn| gwi| qbf| dqa| hox| umm|