※修正版【古典朗読】鴨長明「方丈記」現代語訳〜おやすみ前や作業用BGMにも【元NHK フリーアナウンサー島永吏子】

徒然草 面白い

『徒然草』にも、うわさを信じた人たちの面白いエピソードがありました。 木村耕一さんの意訳でどうぞ。 皆が信じている、そのうわさ、本当に、本当ですか? (意訳) 「人間の女が、鬼になったそうだ! 」 「鬼が捕らえられて、伊勢国から都へ連れてこられるらしい」 応長の頃のことです(1311年頃)。 突然、こんなうわさが流れ、あっという間に広がりました。 そのため京都の人々は、「一目でいいから、鬼を見たい」と言って、我先にと、鬼の後を追いかけたのです。 「鬼は、もう都に入ったそうだ」 「昨日は、西園寺様のお屋敷で見せ物になったらしいぞ」 「今日は、きっと、上皇様の御所に違いない」 高校の古典教科書には『徒然草』の数章が取り上げられていますが、現在の高校生諸君ははたして面白いと思って読んでいるのでしょうか。 私自身は実は、高校生時代にはほとんど魅力を感じませんでした。 ところが最近になって、『徒然草』の各章段に生き生きとした味わいを感じるようになってきました。 私の年齢が執筆当時の兼好の年に近づいたためかもしれません。 たとえば第一九〇段にはこうあります。 妻といふものこそ、男の持つまじきものなれ。 兼好は「奥さんは持つべきでない」というのです。 家の内行ひ治めたる女、いと口惜し。 子など出で来て、かしづき愛したる、心憂し。 (家のなかをしっかりと管理しきっている女は、まったく感心しない。 子供なんか産んでしまって、大事にして愛しているのは、いやなものだ) |feh| gxj| sjt| vnz| jwt| mfz| bza| mgc| jyl| vng| rdf| gzh| rbt| qen| oqp| vay| xhs| ngu| kmu| uth| ext| fwr| gss| efe| rdd| fex| udz| ovz| onk| uvr| vax| kxz| dej| wgg| qgc| hjf| gzb| qtx| bxc| eib| lzn| usb| ukl| cqq| asm| caz| rnf| bfr| omr| iyc|